「和服姿のマリア像がある教会」(イタリア)

さて、今回は「和服姿のマリア像がある教会」(イタリア) をご紹介

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イタリアの太陽はおひつじ座、月はさそり座に位置しています。

イタリアのクルーズ船寄港地として知られるチヴィタヴェッキアはローマ帝国の外港として栄えました。

そして、江戸時代に日本からローマに渡った遣欧使節団の足跡や「和服姿のマリア像」が描かれた教会も残る日本人にゆかりの深い街です。

場所はローマ市街列車で1時間。ショートトリップにぴったりの場所です。

独眼竜として戦国時代に知られた大名・伊達政宗。江戸時代初期の慶長20年(1615)に慶長遣欧使節団として支倉常長らをローマに派遣しました。

支倉常長はローマ市公民権を授与されましたが、日本に帰国後は江戸幕府による鎖国や禁教令により、不運の人生を送ったのです。

支倉常長や日本で最初に殉教した26名のキリシタンや宣教師たちのために建てられた教会が日本殉教者教会(Chiesa dei Santi Martiri Giapponesi)です。

この教会には1950年代に日本画家・長谷川路可が祈るように描いたフレスコ画。

支倉常長のほか、着物を着た聖母子(マリア)や宣教師フランシスコ・ザビエルなどが描かれています。

また支倉常長像は街の中にもあります。遣欧使節団の上陸地チヴィタヴェッキア市と出航地であった石巻市は姉妹都市条約を結んでいます。

条約締結20周年を記して1991年に建てられたのが支倉常長像です。

遠いイタリアの街に残る”和服姿のマリア像”そして支倉常長像は感慨深いですね。

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「「和服姿のマリア像がある教会」(イタリア)」への13件のフィードバック

  1. 和服のマリア様、神々しいです!
    初耳でしたよ~。イタリアは独身時代一人で周遊したので、
    知っていれば、行けたのになぁ~~~

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