ボッティチェリ・《美しきシモネッタ》を観て

年末ではありますが、先日丸紅ギャラリーに 「ボッティチェリ特別展《美しきシモネッタ》を観てきました。

この展覧会ですが、ボッティチェリの作品がなんと1枚だけ。

その絵画のタイトルが「美しきシモネッタ」なのです。

《美しきシモネッタ》はモデルとなっているシモネッタ・ヴェスプッチや、描いたボッティチェリについての関連資料をたくさん展示しています。

ボッティチェリの有名な作品は?と言うと・・下記の代表作のひとつである「ヴィーナスの誕生」は誰でも見たことがありますよね。

このヴィーナスもシモネッタをモデルとして描いたものと言われています。

そもそもこのシモネッタ・ヴェスプッチさんは誰?というと・・・ジェノヴァ共和国の裕福な商家に生まれ、ヴェスプッチ家に嫁ぐためにフィレンツェにやってきました。

彼女の美しさにフィレンツェ中の人々が大騒ぎしたほどだそうです。

ボッティチェリは絵画で、メディチ家最盛時の当主でもあったロレンツォ・デ・メディチは詩で、彼女の美しさを讃えました。

しかしながら、シモネッタは肺結核のために1476年、23歳で帰らぬ人となってしまいます。

美人薄命だったんですね~

展覧会では、ボッティチェリがシモネッタを描いたという素描を含む3点をパネルで比較するほか、《春》や上記の《ヴィーナスの誕生》、《ヴィーナスとマルス》などのボッティチェリの傑作とシモネッタとの関わりについても紹介しています。

ちなみに、ロレンツォ・デ・メディチがシモネッタの美しさを讃えた詩は、後世にデンマークの作家、アンデルセンが『即興詩人』に引用したそう。

「その『即興詩人』の一節が基となって、大正時代に“命短し、恋せよ乙女”という歌い出しで始まる『ゴンドラの唄』という歌謡曲が生まれ、大ヒットしたそうです。

シモネッタの美しさは、時代を超えて、日本の文化にも影響を与えていたのですね~

たった一点の絵画鑑賞となりますが、日本で唯一のボッティチェリの作品であるこの「美しきシモネッタ」の絵画。

そして、それにまつわるモデル・シモネッタの生い立ちやこの絵画が日本に着た歴史やボッティチェリの作品の解説パネルなどがあり、なかなか見ごたえのある展覧会でした。

またこの丸紅ギャラリーは昨年11月にオープンしたという新しいギャラリーでとてもきれい。

歴史に残る美女として名高い「シモネッタ」さんのこの展覧会にお時間あればぜひ行ってみてくださいね♪

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「ボッティチェリ・《美しきシモネッタ》を観て」への8件のフィードバック

  1. おはようございます。「美しきシモネッタ」が、日本の歌にもなったというの凄いです。美人薄命。でもシモネッタは伝説の美女として永遠に生き続けると思います。

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