さて、コロナ渦でだいぶ中止になってしまってますが、夏祭り多いですよね。今年は三社祭りも行われたし、家の近所の祭りも開催されました♪
神社では一年を通じて多様な性格の祭が開かれていますが、そのなかで最も古くからおこなわれていたのが春祭りと秋祭りではないかと言われています。
春祭りは、工作にかかる前に、作物が十分に実ることを願って開かれました。それに対して、新嘗祭(にいなめさい)などの名で呼ばれる秋祭りは賑やかなものが多いです。
それは本来、収穫のあとで神に感謝をささげるための祭であり、農家の人々はそれをその年の農作業を無事に終えたことを祝う、年に一度の楽しみとしてとらえていました。
今日では、祭を夏の風物詩とみることも多いようです。夏祭りは、梅雨が明けたかどうかという時期にあたる旧暦の六月に開かれるものです。
現在の暦になおせば、そのころは七月の中旬から下旬に当たる最も暑い時期。
神社では、古くから高温多湿で病気にかかりやすいその時期に、疫病しずめの祭を行ってきたそうです。
もとは社殿のなかで小規模に開かれていた夏祭りですが、室町時代に京都の八坂神社の夏祭りが盛んになったことをきっかけに、各地に夏祭りがおおがかりなものになっていきました。
古代には農村の春祭り・秋祭りが祭の主流でしたが、中世の商工民の政庁のなかで、それとは別の都市の夏祭りが発展していったのです。
お祭りの起源もいろいろだったんですね~
疫病しずめが起源となっているという夏祭りですが、夏は今でも熱中症や食中毒など病気がおこりやすい季節でもあります。お祭りを祝ってで無事夏を過ごせるようにしたいものですね
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