知識より知恵の方が役に立ち、手放せる人が賢い

ある日、列車の中で
教師が農夫の隣に座っていました。

しばらくすると教師は退屈してきて、
時間つぶしにゲームを提案しました。

「ちょっとしたゲームをしませんか?」
と教師は言いました。

「私があなたに質問します。
もし答えがわからなければ、あなたは私に5ユーロ払う。

次はあなたが私に質問する。
もし私が答えられなかったら、私はあなたに500ユーロ払う。どうです?」

農夫は少し興味を持ち、うなずいて承諾しました。

まず教師が質問します。

「地球から月までの正確な距離は?」

農夫は何も言わず、
ポケットから5ユーロを取り出して教師に渡しました。

次は農夫の番です。

少し考えてから、こう尋ねました。

「3本の足で山を登り、 4本の足で山を下りる動物は何ですか?」

教師は驚きました。

必死に考え、 知識を総動員し、 メモを見返し、論理的な答えを探しました。

しかし、どうしてもわかりません。

ついに諦めて、財布から500ユーロを取り出し、農夫に渡しました。

農夫は満足そうにお金を受け取り、微笑むと、そのままぐっすり眠ってしまいました。

しかし教師は、好奇心が抑えられません。

ついに農夫を起こして尋ねました。

「それで、その動物はいったい何なんですか?」

すると農夫は何も言わず、 ポケットから5ユーロを取り出して教師に渡し、 また静かに眠り続けました。

~~~~~

つまり、農夫は 最初から答えを知らなかったのです。

でもゲームのルールでは「答えを知らなくても 5€払えばいい」だけ。

だから農夫は

● 5€払う

  • 教師から500€もらう
  • 最後に5€払う

結果
500 − 5 − 5 = 490€の得したんですね。

教師→ 知識は多いがルールに縛られて必死に考えた

農夫 → 答えを知らなくてもルールをうまく使った

つまり

知識の多さよりも状況をうまく使う知恵のほうが役に立つことがある」ということなんです。

でも、もう一歩深く見ると、こんな読み方もできます。

教師 → すべて理解したい人

農夫 → 分からないことは手放せる人

人生ではすべての答えを知る必要はないこともあります。

分からないまま 静かに眠れる人の方が 案外幸せだったりするという深い読み方もあるんですね。

いつまでも考えすぎてないで、「手放せる人が賢い」んですね。

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