先日ルーヴル美術館展を観てきました。気になったいくつかの絵画をご紹介:
今回の一番の注目絵画はレオナルド・ダ・ヴィンチのの描いた『女性の肖像(通称:美しきフェロニエール)』

この絵のモデルは、ミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァの愛妾ルクレツィア・クリヴェッリともいわれていますが、その正体はいまだ謎に包まれています。
もともとはルドヴィーコ公の正妻(ベアトリーチェ・デステ)に仕える侍女(女官)でしたが、その美しさから公爵の寵愛を受け、愛妾となりました。ダ・ヴィンチはこのミラノ公ルドヴィーコに宮廷画家として仕えていたため、主君から「お気に入りの妾(ルクレツィア)の姿を絵に収めてくれ」と頼まれて描いたと考えられているようです。
そしてルカス・クラーナハ(父)の油彩画『三美神』

裸体に首飾りをし、真ん中の女神だけが大きな帽子をかぶっているってとても特徴的ですよね。
これは、神話の遠い世界の住人ではなく、「当時の最先端ファッションを身にまとった現代の美女(宮廷の女性たち)」として三美神を描くことで、パトロン(注文主)である貴族たちにとって親しみやすく、より魅力的な絵画に仕上げていたのではないかと言われています。
そしてアルブレヒト・デューラーの『犀(さい)』

全身が硬い鎧(よろい)や鱗板(りんぱん)に覆われ、背中に小さな角が生えた独特の姿で描かれています。
デューラー自身は本物のサイを見たことがありませんでした。不正確な部分もあったものの、その強烈なビジュアルと想像力に満ちた姿は、その後2世紀以上にわたってヨーロッパにおけるサイの標準的なイメージとして広く定着したのだそうです。
デューラーは非常に写実的で精密な絵を描くことで、当時からヨーロッパ中で絶大な信頼を得ていた大スターでした。
そのため、人々は「あの偉大なデューラーがこれほど細かく描いているのだから、本物のサイはこういう姿をしているに違いない」と信じられていたのです。
結果として、この「鎧を着て背中に角のあるサイ」のイメージは、18世紀に本物のサイが再びヨーロッパにやってくるまでの約300年間、生物学の教科書や図鑑に本物として掲載され続けました。
なんと、江戸時代の日本に伝わった西洋の図鑑にもこのデューラーのサイが載っており、日本の絵師たちもこれを模写していたという歴史があります。
おもしろいですよね~
ルーヴル美術館展は国立新美術館にて12月13日まで開催中です。
是非チャンスあれば見てくださいね。
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こんにちは
芸術の秋ですね!
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おはようございます。ーヴル美術館展いいですね☆
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