さて、いろいろな活動家がいますが、動物愛護の観点からみた動物の権利活動家の方っていらっしゃいますよね。彼らは動物を守るための活動をしていますが、動物実験に対しても抗議しています。
動物は同意を与えることができませんが、人間はできます。ですから、情報を十分に得た上で同意した成人がこれらの実験に参加するのであれば、全員にとって良い結果となります。実際、薬の臨床試験にはすでに人間のボランティアが参加しているので、全般的に人間を使用しても良いということになります。
さて、新薬開発の実際の手順を見てみましょう。まずは前臨床試験の段階で、薬を動物に対してin-vivo(生体内)またはin-vitro(試験管内)で試験し、安全性・毒性・および有効性を評価する段階となります。この段階で新しく発見された医薬品の60〜70%は、安全ではないと判断されて排除されます。
その後に人間の試験が行われます。
動物実験に反対している人々自身が、これらの動物に代わって最初に試験されることを望んでいるでしょうか?
もちろん、倫理に反する行為や不必要な動物実験の残酷さは罰せられるべきです。それは常識です。
しかし、動物実験がすべて禁止されると、正確な研究に必要な十分なサンプルサイズを確保するための人間のボランティアが絶対に不足することは間違いありません。
だれも安全ではないと判断される前臨床試験から参加したいと言ってくれる人間はいませんよね。
その結果、市場に出回る薬の多くが安全でないものとなり、良い結果よりも多くの害が生じることになります。そしてその害は、世界中の何百万もの人々に影響を及ぼすのです。
倫理や道徳は単純ではありません。人々が最も陥りやすい「罠」は、善意を持っているだけで自分が良い人だと思い込むことです。
残念ながら、良い意図を持っていることが実際に良いことをしていることを意味するわけではありません。特に、その善意が感情的な理由から生まれた場合はなおさらです。
悲しいことに、このことを理解していない人もいます。
社会が繁栄するためには、こうした人々が重要なポジションに就いて、人々のために意思決定を行うことが許されるべきではないのです。
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倫理や道徳など一方的な考え方では危険な場合が結構あるのですよね。
公平という意味合いもむずかしいのかも。
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