昔々、小さな村に2人の少年が住んでいました。2人は親友で、1人は10歳、もう1人はまだ6歳でした。
ある日、2人は一緒に遊んでいるうちに、村から少し離れた場所まで来てしまいました。夢中で遊んでいると、年上の少年が足を滑らせ、水のたまった溝に落ちてしまいました。彼は泳げなかったので怖くなり、大声で助けを呼びました。
年下の少年はあたりを見回しましたが、助けを呼べる人は誰もいません。するとふと、近くにロープで結ばれたバケツがあるのに気づきました。彼は迷わずそのバケツを溝の中に投げ入れ、友だちに掴むよう叫びました。年上の少年は必死でバケツを握り、年下の少年は全力で引っぱりました。簡単なことではありませんでしたが、あきらめずに力いっぱい引き続け、ついに友だちを溝の外へ引き上げることができたのです。
2人は大喜びで抱き合い、楽しそうに踊りました。けれどすぐに、「村の人たちに叱られるかもしれない」と心配になりました。遠くまで行ってしまったことを怒られると思ったのです。
しかし、村の人々の反応は予想外でした。誰も怒らなかったのです。それどころか、みんな驚いていました。6歳の子どもが、満杯のバケツすら持ち上げられないのに、10歳の少年を溝から引き上げたなんて、信じられなかったのです。
村人の誰もその話を信じませんでした。ただ1人、村で賢者として知られていた老人だけが、2人の勇気と力を称賛しました。
村人たちはその老人に尋ねました。
「本当にそんなことがあったと思うのですか?」
老人は答えました。
「この話が本当かどうかではない。大事なのは――どうして6歳の小さな子が10歳の子を引き上げることができたのか、ということだ。」
そして彼はこう言いました。
「それはね、その時そこには、“お前にはできない”と言う人が誰もいなかったからだよ。――自分自身ですらね。」
=====
自分を信じて行動すれば、思ってもみなかった力が出せるんですよね~
「無理だ」と決めつけなければ、人は想像以上の力を発揮できます。
そう、文字通り「やればできる!」なんですね!(^^)!
人気ブログランキングに参加しています。クリック応援いただけるとうれしいです♪




