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こんな有名な話があります。
ある日、スティーブ・ジョブズは新しく採用した副社長を、新しいオフィスへ案内しました。
部屋に入ると、オフィスはまだ掃除されていませんでした。
ジョブズは近くを通りかかった清掃員に尋ねます。
「どうしてこの部屋は掃除されていないのですか?」
清掃員はこう答えました。
「部屋に入れなかったので、掃除ができませんでした。」
ジョブズは「ありがとう」とだけ言い、清掃員が聞こえないところまで行くと、副社長にこう言いました。
「これが、あなたと清掃員との違いだ。」
つまり――
優れた経営者は、『できない理由』を探すのではなく、『どうすればできるか』を考え、結果を出す人だ。
企業経営には、数え切れないほどの複雑な課題があります。
- 戦略を立てること
- 実行すること
- 人材を採用すること
- 時には解雇すること
- 人間関係の調整
- 社内政治
- 企業文化の維持
- 組織全体の方向性を一致させること
優れた経営幹部とは、こうした数々の障害を乗り越え、最終的に成果を出す人です。
もちろん、それを組織の文化を壊さず、自分も周囲から反感を買わない形で実現できれば、まさに卓越したリーダーと言えるでしょう。
ただし、それには本人の経験や、その会社の環境も大きく影響します。
そして、この考え方は経営幹部だけに当てはまるものではありません。
一般社員にも同じことが言えます。
「できません」と立ち止まる人もいれば、障害を乗り越え、別の方法を見つけて前に進める人もいます。
その違いが、やがて仕事の成果や評価の差につながっていくのです。
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ジョブズが言いたかったのは、
「優れたリーダーは、『できない理由』で終わらず、『どうすればできるか』を考えて結果を出す人だ」
ということです。
この話の清掃員は、
- 「部屋に入れなかったから掃除できませんでした」
と答えています。これは清掃員としては、ごく普通で責められるようなことではありません。鍵がなければ入れませんから。
一方、もし副社長なら、
- 誰に鍵を借りればいいのか?
- 管理担当に連絡できないか?
- 仮の部屋を用意できないか?
- 他の方法で問題を解決できないか?
と、「できる方法」を探しにいくことが期待されます。
つまり、「できません」で終わるのではなく、「どうすればできますか?」と考えるのがリーダーの役割ということです。
ただし、一つ注意したい点があります。
「絶対に『できない』と言ってはいけない」という意味ではありません。
現実には、本当にできないこともあります。
例えば、
- 法律違反になること
- 安全を損なうこと
- 物理的に不可能なこと
- 倫理的に許されないこと
これらまで無理に実現しようとしてはいけません。
優れた経営者は、「できない」という言葉を安易に使わない一方で、本当に不可能なことは理由を明確に説明し、代替案を提示するのです。
「問題を見つける人ではなく、解決策を見つける人がリーダーである。」ということなんですね。
これは経営だけでなく、日常生活にも当てはまります。「無理だ」と考えた瞬間に思考は止まりますが、「どうすればできるだろう?」と問いかけると、意外な解決策が見つかることがあります。
「問題に目を向ける人より、解決策を探す人が人生を切り開いていく。」
ということではないでしょうか。
最後まであきらめず、解決策を見つけていく事が生きる上での知恵でもありますよね♪
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