私たちは、すでに多くのものをもっているにもかかわらず、欲望のリストはふくらむ一方な時があります。
「これが手に入れば幸せなのに」といった、もっともっとという願望は、それが手に入ったあとも繰り返され、いつまでたっても満足することはありません。
あれがほしい、これが欲しいと思い、それが手に入らないとそのことばかり思い浮かべて、不満が消えません。
またそれが手に入れば入ったで、また同じことを考えてしまいます。
だから、欲しいものが手に入ったのに、まだ不幸せのまま。
なにか新しいものに、あこがれ続けるかぎり幸せはやってきません。
でも幸いにも幸せになる道はあります。
ほしいものでなく、もっているものに意識をきりかえるのがその鍵です。
給料が安いと愚痴るかわりに、仕事があってよかったと感謝する。
休暇をとってハワイに行きたいと願う代わりに、家の近くでどれだけ楽しめるかを考えるなど可能性のリストは無限大にあります。
まず深呼吸して、いま持っているものをすべて思いだしてみます。
ほしいものではなくて、持っているものに意識を向けると、欲しいものは自然に向こうからやってきます。
仕事の愚痴をこぼさずに仕事があってよかったと思うようにすると、もっといい仕事ができて能率も上がり、昇給にもつながるかもしれません。
ハワイにいってから楽しむのではなく近所での楽しみ方を考えてみれば、もっと楽しくなるでしょう。
それでハワイに行ったとしても楽しみ方がちがってくるし、行けなかったとしても人生が素晴らしいことに変わりはありません。
ほしいものではなく、持っているものに意識を切り替えれば、人生は前よりずっと楽しくなります。
その意識の切り替えで、おそらく生まれて初めて満足するという意味がわかるかもしれません。
こうした意識の切り替えって大切ですよね。
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